ヴァレッタカズマ（2019年生、母ティッカーコード）

ヴァレッタカズマ（2019年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「マルタの都市名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時8歳）と交配したティッカーコードが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、雅苑興業によって9,020万円で落札された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月25日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたヴィルチュオーズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2022年）

3月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月8日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月30日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月23日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2023年）

2月26日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5月6日、中7週で迎えた12戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2024年）

1月27日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

2月17日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラップサンダーから8馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイスジャイアントから3馬身半差の2着に敗北した。

4月6日、中4週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のジローに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のロスコフに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

6月22日、中6週で迎えた20戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月31日、中9週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた23戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた24戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。