スズカオーザ（2018年生、母スプリングサンダー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって4,320万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

8月14日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

11月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたサンペドロ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴァンキッシュを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、伸びてきたイージス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のストロングヘヴンに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエンジェルステアーに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月27日、中1週で迎えた7戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクラウンヒューモアをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、春疾風賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた9戦目は、君子蘭賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったスターダストプレスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中1週で迎えた10戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったモデュロールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた11戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（7戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヘルデンラウフを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

5月22日、中2週で迎えた12戦目は、熱血!さがけいば塾!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドフェイムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、涼暮月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飛田愛斗騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキタノシャガールに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月25日、中2週で迎えた14戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOB-3組（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で飛田愛斗騎手（10戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したキクノウェスターにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月16日、中2週で迎えた15戦目は、文月賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で飛田愛斗騎手（11戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で飛田愛斗騎手（12戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったファストトラベルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で迎えた17戦目は、葉月賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で飛田愛斗騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた18戦目は、長月特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で飛田愛斗騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグローリーに1馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

9月17日、中1週で迎えた19戦目は、仲秋賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で飛田愛斗騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月20日、中8週で迎えた20戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

2022年12月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。