ファインビンテージ（2003年生、母オークヴィンテージ）
Fine Vintage
2003.05.23
ファインビンテージ（2003年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「優良ワイン」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時10歳）と交配したオークヴィンテージが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下(牝)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 15戦2勝 [2-2-1-10/15]
- 総賞金国内
- 2,180万円
- 生年月日
- 2003年5月23日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 田中清隆美浦
- 馬主
- （有）サンデーレーシング
- 生産者
- ノーザンファーム
- 一口馬主募集クラブ
- サンデーサラブレッドクラブ
- 一口馬主募集価格
- 1,400万円35万円×40口
- セール落札価格
- 105万円
ジェイエス繁殖馬セール サラブレッド 繁殖牝馬
- 抹消情報
- 中央：2008年8月21日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のオークヴィンテージは海外5戦0勝。祖母のDelicate Vineは海外G1・1勝（米国ダ）。曾祖母のFool's Missは海外3戦0勝。父のダンスインザダークは中央G1・1勝（京都芝[3000m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7*7×7*7*7*7 | 4.68% |
| きS | Blue Swords＝Bluehaze | 6*6 | 3.12% |
| 牡 | Raise a Native | 5×4 | 9.37% |
| 牡 | Turn-to | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Native Dancer | 6*6×5 | 6.25% |
| 牡 | Tom Fool | 6×5*5 | 7.81% |
| 牡 | Pharamond | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7*7×7 | 3.9% |
| 牡 | Nearco | 6*7×7*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Menow | 6*7×6*6 | 5.46% |
| 牡 | Princequillo | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | War Admiral | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Blenheim | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7*7*7*7×7*7 | 4.68% |
| 牡S | Bull Lea | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Hyperion | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Nasrullah | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Discovery | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Lavendula | 7×7*7 | 2.34% |
| 牝 | Nogara | 7×7 | 1.56% |
| 牝S | Almahmoud | 5*6 | 4.68% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 2
レース成績
経歴
デビュー前
10歳のとき、橋本牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、ビッグレッドファームによって105万円で落札された。
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。
田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2005年）
7月24日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
11月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
12月10日、中3週で迎えた3戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイルリヒトに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2006年）
1月14日、中4週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
7月23日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイワジョリーに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。
11月25日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下のセレブレイション賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。
12月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。
4歳（2007年）
1月13日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。
7月1日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、伸びてきたトーセンデイジー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
7月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（6戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。
11月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
12月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。
5歳（2008年）
6月22日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったマルタカエンペラーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
7月6日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（8戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。
8月17日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。