ダンツジャック（2001年生、母イチヨシジョオー）

ダンツジャック（2001年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンツシアトル（当時11歳）と交配したイチヨシジョオーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷岡正次から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって630万円で落札された。

岡田一男厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2004年）

8月26日、デビュー戦は細川勉騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミリオンレディに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のレッツゴーアテネを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。