レッツゴーアテネ（2001年生、母エリザベスドリーム）

レッツゴーアテネ（2001年3月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「アテネオリンピックに行こう（当ファームの代表選手に向けて）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアサティス（当時16歳）と交配したエリザベスドリームが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害17戦1勝2着1回、地方15戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

津金沢正男厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2004年）

5月6日、デビュー戦は平山真希騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は457kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったニットウサヤカに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、エーデルエヴァートに半馬身交わされて2着となった。

8月25日、中2週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったニットウサヤカに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンツジャックを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月11日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったミチノクスイセイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

2月16日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンドーンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月15日、中5週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた14戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平山真希騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

10月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた17戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

12月11日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

5歳（2006年）

5月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた19戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた22戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナハラコマンダーから1馬身半差の2着となった。

10月22日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2007年）

1月7日、中4週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で金子光希騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で金子光希騎手（10戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月24日、中5週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で金子光希騎手（11戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルレジオに3/4馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は水出大介騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた33戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（12戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月1日、中3週で迎えた34戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は水出大介騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた35戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

7歳（2008年）

2月9日、中6週で迎えた36戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は金子光希騎手（13戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。