ブロックバスター（1989年生、母シヤダイギヤラント）

ブロックバスター（1989年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーリユート（当時11歳）と交配したシヤダイギヤラントが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は1993年の一般D。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

10月5日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（1992年）

4月26日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

4歳（1993年）

2月21日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下の志賀島特別（小倉芝2000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の山国川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったトウカイサイレンスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月24日、中5週で迎えた9戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた12戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2600m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のクラファイヤーに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた16戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた17戦目は、足寄湖特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1994年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた19戦目は、鳩ケ丘特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、夕張特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた21戦目は、御影特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は星野純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイオワホースに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、雨紛特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた24戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた25戦目は、アルカス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた26戦目は、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。