アビーロード（2007年生、母キャスリーン）

アビーロード（2007年2月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ロンドン郊外の地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したキャスリーンが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2五。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月6日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（2010年）

6月19日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた5戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた7戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドロシーパーキンスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた9戦目は、やまがた米沢会議杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモマーシャルに6馬身の差をつけて優勝

9月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったフォージドマリエにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したエルグランに半馬身届かず2着に敗北した。

11月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた20戦目は、JA岩手ふるさとひとめぼれ杯（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（12戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた23戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、連闘で迎えた25戦目は、せんまやひなまつりレース（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。