ハッピーストリング（2005年生、母アヤトリ）

ハッピーストリング（2005年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸せな競走馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時13歳）と交配したアヤトリが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上D3一。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月1日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月8日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

3歳（2008年）

1月27日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月15日、中6週で迎えた5戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月4日、中6週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

7月5日、中8週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

7月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

9月10日、中6週で馬体重を前走からさらに23kg増やして迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のグランドミリョクに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモエレキックオフに3馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた14戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。