シャルフジン（2019年生、母シャーペンエッジ）

シャルフジン（2019年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したシャーペンエッジが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。2022年の京浜盃(S2)に勝利した他、2022年の雲取賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

5月13日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンシュトルムに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中5週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るモーニングショーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月30日、中8週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ナッジに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中4週で迎えた5戦目は、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

3歳（2022年）

2月10日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳S3の雲取賞（大井ダート1800m 雪/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のナッジに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

3月30日、中6週で迎えた7戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のカイルをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

5月12日、中5週で迎えた8戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

11月1日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳オープンの’22スターバーストカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

デビュー前

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

6月8日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。7頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2024年）

3月8日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、カモミールマイル（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。