サラリンクス（2007年生、母Steel Princess）

サラリンクス（2007年4月18日）は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンジュー（当時11歳）と交配したSteel Princessが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外15戦3勝。2011年のカナディアン国際(加・G1)に勝利した他、2010年のロワイヤリュー賞(仏・牝G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

3歳（2010年）

6月5日、C.スミヨン騎手を鞍上に据えて、12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のKazayaに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.スミヨン騎手（2戦1勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、G.モッセ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G1のヴェルメイユ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月2日、I.メンディザバル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G2のロワイヤリュー賞（フランス・ロンシャン芝2500m）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2011年）

6月4日、T.ヘリヤー騎手を鞍上に迎えて、11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、鞍上はG.モッセ騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、鞍上はC.スミヨン騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のMiss Crissyに1馬身半の差をつけて初の重賞タイトルを獲得した。

9月11日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G1のヴェルメイユ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上はC.スミヨン騎手（4戦2勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョシュアツリーに4馬身の差をつけてG1ホースの称号を手に入れた。

11月27日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手（5戦3勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月11日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でC.スミヨン騎手（6戦3勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5歳（2012年）

8月11日、鞍上は4戦連続でC.スミヨン騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、鞍上は5戦連続でC.スミヨン騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、牝馬限定G1のヴェルメイユ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。