ジョシュアツリー（2007年生、母Madeira Mist）

ジョシュアツリー（2007年3月8日）は、アイルランドで生まれた競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンジュー（当時11歳）と交配したMadeira Mistが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外35戦7勝。2012年、2013年とカナディアンインターナショナルステークス(加・G1)を連覇した他、2010年のカナディアン国際(加・G1)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

2歳（2009年）

8月5日、J.ムルタ騎手を鞍上に据えて、10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のSaajidahを短アタマ差制して初白星を挙げた。

9月15日、5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったPuncher Clynchから3/4馬身差の2着に敗れた。

9月26日、C.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のロイヤルロッジステークス（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のWaseetに1馬身1/4の差をつけて重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

3歳（2010年）

8月17日、J.スペンサー騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、3歳G1のセントレジャーステークス（イギリス・ドンカスター芝2922m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でJ.スペンサー騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月16日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上はC.オドノヒュー騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のモアズウェルズをアタマ差制して初のG1タイトルを手中に収めた。

11月28日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.オドノヒュー騎手（2戦2勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

4歳（2011年）

1月27日、鞍上は3戦連続でC.オドノヒュー騎手（3戦2勝）。16頭立ての12番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月24日、A.デフリース騎手を鞍上に迎えて、14頭立ての2番ゲートからスタート。最後は、2着のAmico Mioに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

3月31日、H H エミールズトロフィー（カタール・ドーハ芝2200m）に出走。鞍上はJ.ムルタ騎手（1戦1勝）。13頭立てのレースに臨んだ。2着となった。

4月21日、5頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。

8月13日、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったFrench Navyから2馬身1/4差の2着に敗れた。

9月4日、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサラリンクスから4馬身差の2着となった。

5歳（2012年）

2月9日、鞍上はW.ビュイック騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月1日、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月10日、G2のドバイシティオブゴールド（アラブ首長国連邦・メイダン芝2410m）に出走。鞍上はJ.ムルタ騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月31日、G3のドバイゴールドカップ（アラブ首長国連邦・メイダン芝3200m）に出走。鞍上は2戦連続でJ.ムルタ騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったOpinion Pollから3/4馬身差の2着となった。

5月27日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月12日、A.アッゼニ騎手を鞍上に迎えて、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったFiorenteから2馬身3/4差の2着となった。

8月19日、G2のケルゴルレイ賞（フランス・ドーヴィル芝3000m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のBrigantinに1馬身の差をつけて重賞3勝目を挙げた。

9月16日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G2のフォワ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、G1のカナディアンインターナショナルステークス（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディーノに半馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを獲得した。

12月9日、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（2013年）

5月17日、G2のヨークシャーカップ（イギリス・ヨーク芝2787m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月1日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上は2戦連続でR.ムーア騎手（3戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月23日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月18日、G2のケルゴルレイ賞（フランス・ドーヴィル芝3000m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったVeremaから半馬身差の2着となった。

10月6日、R.ヒューズ騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月27日、G1のカナディアンインターナショナルステークス（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のHyperに3/4馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルをつかんだ。

11月24日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はJ.ムルタ騎手（4戦1勝）。17頭立ての12番人気で大外17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって17着に終わった。

7歳（2014年）

3月8日、鞍上はR.ムーア騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月29日、G2のドバイゴールドカップ（アラブ首長国連邦・メイダン芝3200m）に出走。鞍上は2戦連続でR.ムーア騎手（7戦2勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月27日、T.テュリエ騎手を鞍上に迎えて、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月7日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（8戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月21日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。