ヒデノサードニクス（2017年生、母サクセスマリ）

ヒデノサードニクス（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋８月の誕生石」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時17歳）と交配したサクセスマリが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はナカノファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ナカノファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大石秀夫によって432万円で落札された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月6日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3歳（2020年）

1月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月4日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヴァンデリオンにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のファンキーゴールドに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2020年6月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。