トウカイミラクル（2007年生、母トウカイチャイム）

トウカイミラクル（2007年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時8歳）と交配したトウカイチャイムが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2七。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月20日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

3歳（2010年）

1月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月5日、中7週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

8月14日、中9週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた6戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、キクノロッサに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミサワルートを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた14戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

5月21日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた17戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

7月2日、中3週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた18戦目は、一般C2十五十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。