グランセニョリータ（2017年生、母ミスサンバレー）

グランセニョリータ（2017年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「偉大な女性（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のグランデッツァ（当時8歳）と交配したミスサンバレーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年のウーマんチャンス。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

5月2日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

8月22日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のムーンパスアヤに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月3日、連闘で迎えた5戦目は、建亥月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マーベラステソーロに交わされて4馬身差の2着に敗北した。