ブライトヴィーナス（2015年生、母ブライトキャップ）

ブライトヴィーナス（2015年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋ローマ神話の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のロジユニヴァース（当時9歳）と交配したブライトキャップが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は久米和夫。主な勝ち鞍は2017年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久米和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって108万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月10日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒノモトに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、2歳B2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月25日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3歳（2018年）

1月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳戦のゴエティー×イワテケイバ（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた13戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャクヤク賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のモミジアオイ賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた17戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったエイシンエーブルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月21日、連闘で迎えた18戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

9月16日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた22戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた24戦目は、キッチンカーfu-go賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（14戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた28戦目は、うま得info賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（15戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた30戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた31戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（16戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。