ヴァンヌ（2018年生、母ギュイエンヌ）

Vannes

2018.03.01

ヴァンヌ（2018年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランスの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したギュイエンヌが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は明治牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月20日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3歳（2021年）

1月9日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた4戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の1995 地方初「馬複」発売開始賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

10月19日、中3週で馬体重を前走からさらに19kg減らして迎えた6戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2022年）

4月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から52kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルティレに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、ビッグポッカコーヒー特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイウンブリスクに約10馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、ルピナス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャイニングアポロに約11馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月8日、中2週で迎えた11戦目は、コマクサ特別（門別ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阪野学騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月20日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入った。

10月30日、中3週で迎えた15戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のネオレインボウに4馬身の差をつけて4勝目を収める

5歳（2023年）

4月2日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

7月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦1勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

6歳（2024年）

1月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤雅騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた19戦目は、ハートビートレイン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で武藤雅騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3月31日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

5月8日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、鵜匠特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、稲葉山特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた24戦目は、サマーアタック（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた25戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、星合特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったカズピレウスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた27戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、仕掛け花火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、残暑特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

デビュー前

栗本陽一厩舎（笠松）へ入厩。

9月12日、デビュー戦は松本剛志騎手を鞍上に据えて、夜長月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。7頭立ての1番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

栗本陽一厩舎（笠松）へ入厩。

10月9日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、B級センバツ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は505kg。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。競走除外となった。