ルティレ（2018年生、母リトルアマポーラ）

ルティレ（2018年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バレエの代表的なステップの一つ。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したリトルアマポーラが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2021年のラブトラきーぽんアゲイン賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

田中博康厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

3月28日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて16着に終わった。

6月30日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトあじさい特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

8月15日、中6週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた4戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、三石ダムカード賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったラパールデザンジュにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、ホームアイランド北海道賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、ラブトラきーぽんアゲイン賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグレイトティットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月2日、連闘で迎えた8戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、騎手候補生大大大募集賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったヒシハルクに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

4月21日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヴァンヌに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、チシマザクラ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、リンノペルフェットに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、AIRDOカード特別（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（6戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヒアユーアーを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、クレマチス特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、おうむ産業観光まつり特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、ナンテン特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、キキョウ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、日高町「ししゃも豊漁祈願」特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた17戦目は、アルーダ日高西部特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた18戦目は、プルメリア特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた19戦目は、日高町産業学習特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、イヌサフラン特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた21戦目は、北海道厩務員会特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。