カトリノヒメ（2006年生、母ロマンオペラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ジィワンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ジィワンファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

玉井勝厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

7月21日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

8月27日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナイキハイグレードに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3歳（2009年）

1月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月11日、中8週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた9戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山口達弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のローズハートに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月14日、中6週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2九十（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口達弥騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

4歳（2010年）

1月4日、中6週で迎えた19戦目は、一般C2十二13十四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口達弥騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山口達弥騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月23日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口達弥騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口達弥騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口達弥騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山口達弥騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口達弥騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山口達弥騎手（16戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の千葉県観光・物産賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山口達弥騎手（17戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山口達弥騎手（18戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5歳（2011年）

1月18日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で山口達弥騎手（19戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3五六ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で山口達弥騎手（20戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月2日、中9週で迎えた31戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。