コウエイグロリー（1995年生、母メリーファンタジー）

コウエイグロリー（1995年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時9歳）と交配したメリーファンタジーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、地方11戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

九日俊厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1997年）

6月9日、デビュー戦は土井道隆騎手を鞍上に据えて、馬体重は453kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタハラウィングから3馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で迎えた2戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた3戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアサドンから5馬身差の2着となった。

3歳（1998年）

6月28日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた4戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4歳（1999年）

4月10日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた5戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャロルライスに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムーンシラオキに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月6日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡元隆太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡元隆太騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡元隆太騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンリファールに交わされて1馬身半差の2着となった。