タハラウィング（1995年生、母アスワンローズ）

タハラウィング（1995年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のホクトフラッグ（当時16歳）と交配したアスワンローズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者はタハラファーム。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方18戦1勝2着3回。1997年のひまわり賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1997年）

6月9日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、馬体重は449kg。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイグロリーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月6日、中3週で迎えた2戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアサドンから2馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダートップランから3/4馬身差の2着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったカノヤツヨシに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3歳（1998年）

1月18日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 小雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のノカイドウ特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンセイマークを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

3月21日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月25日、中4週で迎えた9戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月2日、中5週で迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1999年）

3月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から27kg戻して迎えた15戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた16戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月3日、中8週で迎えた18戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。