シゲルココナッツ（2009年生、母タシロスプリング）

シゲルココナッツ（2009年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ココナッツ」。毛色は栗毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時13歳）と交配したタシロスプリングが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方22戦0勝2着6回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、スイートファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、スイートファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,690.5万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、森中蕃によって945万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

6月19日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた5戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

3歳（2012年）

4月29日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく18着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた9戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた10戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドルーキーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったガールライクユーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、カネトシロバストに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセイユウボスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中3週で迎えた17戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、最後はタクトオブアスクと並んで3着同着となった。

12月16日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラッキースターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2013年）

1月4日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

1月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた25戦目は、早春賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

3月9日、中2週で迎えた26戦目は、チューリップ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルピスタチオにクビ差交わされて2着となった。

4月13日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（13戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（14戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月23日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（15戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。