タクトオブアスク（2008年生、母ラストキッス）

タクトオブアスク（2008年2月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「拍子（独）＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時16歳）と交配したラストキッスが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、地方7戦5勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2-20。

経歴

デビュー前

矢野久美厩舎（佐賀）へ入厩。

4歳（2012年）

7月21日、デビュー戦は石川慎将騎手を鞍上に据えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。馬体重は516kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリッカトレジャーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウィッシュボーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルバーティップスに7馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月7日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヒノコに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月17日、中5週で馬体重を前走から25kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッカトレジャーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

12月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、最後はシゲルココナッツと並んで3着同着となった。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。