ケイアイヤサラム（2005年生、母ヤサラム）

ケイアイヤサラム（2005年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のAptitude（当時8歳）と交配したヤサラムが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B6。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月1日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

3歳（2008年）

4月8日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6月5日、中7週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトアイリス特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた4戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサイドキックを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた5戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラクルモアに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒルノドンに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のエリカ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月28日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

10月13日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。