モリデンコーナー（2020年生、母マグマヴィーナス）

モリデンコーナー（2020年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時12歳）と交配したマグマヴィーナスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田芳男。主な勝ち鞍は2023年の飯塚オートは「GⅡオーバルチャンピオンカップ」。

経歴

デビュー前

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

6月22日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦の軽種馬生産振興会と共に走る特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2023年）

2月25日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の飯塚オートは「GⅡオーバルチャンピオンカップ」（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフミタツエンペラーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月24日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月23日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦のほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月14日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったカーターテソーロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、3歳戦のまだまだいくばい!さがけいば賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサツマハヤトに2馬身半の差をつけて制した。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の有田焼特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の日本一の釜炒り茶記念（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は田中純騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったマリノフェアレディに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の佐賀城特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月13日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の風鈴賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のスピードスター賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。