ビービーパッピン（2010年生、母ビービープレジャー）

B B Poppin'

2010.03.27

ビービーパッピン（2010年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時10歳）と交配したビービープレジャーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳B1。

経歴

デビュー前

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月9日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のホクセースパートに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた7戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマンセイグレネードに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアクイラに5馬身の差をつけて制した。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の知床賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月30日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1500m 内回り 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2013年）

1月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。