トーセンヴィオラ（2021年生、母カグラグレイス）

Tosen Viola

2021.04.02

トーセンヴィオラ（2021年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマクマホン（当時7歳）と交配したカグラグレイスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。主な勝ち鞍は2023年のドリームチャレンジ。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2023年）

7月18日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンアトラスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったアムクラージュに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦の新生特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のモンゲースパイに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、ソレナに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

11月2日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の川崎ジュニアオープン（川崎ダート1600m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月31日、中6週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の青鵐特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のアジアミッションに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳Jpn3の雲取賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月17日、中8週で迎えた10戦目は、3歳オープンの’24アヴニール賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた12戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

7月10日、中5週で迎えた13戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。