デューライトジンク（1997年生、母クインピアーゼット）
Due Right Jinku
1997.03.12
デューライトジンク（1997年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時12歳）と交配したクインピアーゼットが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高山 博。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦16勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C1三。
経歴
デビュー前
宮徹厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2000年）
6月19日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。
9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。
9月24日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。
11月23日、中8週で迎えた5戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキホークに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
12月3日、中0週で迎えた6戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンポイントクロスに2馬身の差をつけて2勝目を収める
12月27日、中2週で迎えた7戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（2001年）
1月11日、中1週で迎えた8戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィナーズトライから2馬身差の2着に敗北した。
1月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月20日、中5週で迎えた11戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウジマスターからクビ差の2着となった。
4月9日、中2週で迎えた12戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウカクラウンに2馬身の差をつけて優勝
4月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月2日、中0週で迎えた14戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウジマスターに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。
5月24日、中2週で迎えた15戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウジマスターに1馬身半の差をつけて制した。
6月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレシアンヨーコーからアタマ差の2着に甘んじた。
6月26日、中1週で迎えた17戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた18戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月16日、中9週で迎えた19戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウフェザーに3馬身の差をつけて優勝
10月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフュージティブに1馬身の差をつけて7勝目を手にした。
10月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月15日、中6週で迎えた23戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1590m 内回り 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケリーライトにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5歳（2002年）
5月28日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C3五六（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテツノスペシャルに5馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。
7月4日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3五（大井ダート1590m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリプルマークに1馬身の差をつけて9勝目を手にした。
7月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のツキノヴェンチアをクビ差振り切って10勝目を達成した。
8月21日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
9月15日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。
6歳（2003年）
3月6日、約5か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフジミノルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
4月26日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2（大井ダート1590m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で川本裕達騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラシアンラブに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
5月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2六（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で川本裕達騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームロードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1十11（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川本裕達騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングヨウダイを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。
9月27日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で川本裕達騎手（11戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
10月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1九十（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川本裕達騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。
11月2日、中3週で迎えた36戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスギノビューティーに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす
11月27日、中3週で迎えた37戦目は、一般C1三（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は川本裕達騎手（13戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るチトセリュウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝
12月30日、中4週で迎えた38戦目は、ハンデ戦のターコイズ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったネジェムにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
7歳（2004年）
1月9日、中0週で迎えた39戦目は、冬霞特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。
1月22日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（16戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。
2月16日、中3週で迎えた41戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、早春特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。
8月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（17戦8勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。
8月18日、中1週で迎えた43戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、晩夏特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。
8歳（2005年）
2月1日、約5か月半の休み明けで迎えた44戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（18戦8勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。