ヒロノタイリク（2015年生、母プティプランセス）

ヒロノタイリク（2015年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(馬主名より)+大陸」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時14歳）と交配したプティプランセスが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2021年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)に勝利した他、2020年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、高原将浩によって2,484万円で落札された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

2月18日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

7月15日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

10月6日、中8週で迎えた7戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2019年）

1月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月16日、中3週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンフォーカスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた12戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2020年）

2月16日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 小雨/重）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月9日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンシルフから1馬身半差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月22日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマートボムシェルからクビ差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中8週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウキチョウサンから1馬身半差の2着となった。

12月26日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（9戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6歳（2021年）

6月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフリーフリッカーに半馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

8歳（2023年）

2月12日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上1勝クラスの脊振山特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月8日、中5週で迎えた25戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。