ミライダクリチャン（2009年生、母コマンダーガール）

ミライダクリチャン（2009年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「未来だ＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時20歳）と交配したコマンダーガールが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は田上勝雄。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田上勝雄から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、田上勝雄から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、栗本博晴によって157.5万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月2日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた2戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では末脚が冴えず17着に終わった。

9月16日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（荒尾ダート950m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイトダファイトから2馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月23日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の荒尾競馬装蹄師会特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。