ザビックギャラリー（2002年生、母オリオンザダンサー）

ザビックギャラリー（2002年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したオリオンザダンサーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、地方21戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年のかささぎ賞。

経歴

デビュー前

西岡龍三厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2004年）

6月12日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカシノタイショウを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月31日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦の日峰特設（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カンモンカイキョウに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コメットサンサンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田順治騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2005年）

1月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田順治騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガンバルマイニングを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田順治騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田順治騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダンシングスキーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のうぐいす特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田順治騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた14戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月24日、中3週で迎えた16戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉田順治騎手（14戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（15戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワールドバトラーを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。