サンライズベーダー（2010年生、母プリスティン）

サンライズベーダー（2010年3月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋映画のキャラクター名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したプリスティンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地12戦3勝、地方12戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月1日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

3歳（2013年）

1月12日、中5週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のゴッドドリームを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

8月24日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

4歳（2014年）

2月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のサトノシーザーに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

11月8日、約8か月半の休み明けで迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルティメイトラブを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って久しぶりの実戦を制した。

12月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5歳（2015年）

4月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

11月14日、中5週で迎えた13戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカンスタントリーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、初冬特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルヘルックに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月27日、中3週で迎えた15戦目は、ファンタジーカップ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったテイエムチカラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったキングプライドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中2週で迎えた17戦目は、節分賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のテイエムキュウコーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、バレンタインカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、マーヴェラスカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた20戦目は、ファンタスティックカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テイエムキュウコーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中3週で迎えた21戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた23戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた24戦目は、玄海町浜野浦の棚田賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったエッフェルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。