マヤノロワール（1993年生、母コニーノーズ）

マヤノロワール（1993年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時6歳）と交配したコニーノーズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月6日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のマルカヒロをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月4日、中3週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

4歳（1997年）

5月3日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、オープス中郷開設4周年記念（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。