ブライトジュエリー（2020年生、母エアパスカル）

ブライトジュエリー（2020年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+宝石」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したエアパスカルが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フアーム。2023年のフローラステークス(牝G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月11日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のガットネロに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月23日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝2200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヴェルテンベルクに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

9月17日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦1勝）。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では見せ場なく15着に敗れた。

10月22日、中4週で迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの山中湖特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。