ナスケンアイリス（2007年生、母オブザーヴァント）

Nasuken Iris

2007.04.26

ナスケンアイリス（2007年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時15歳）と交配したオブザーヴァントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月21日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月27日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2010年）

2月6日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモイルダーナを差し切れず、1馬身半差の2着となった。