ギャラクシーナイト（2019年生、母アンジェリック）

ギャラクシーナイト（2019年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「銀河の騎士。宇宙の果てまで躍進して欲しい」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したアンジェリックが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、杵臼牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって2,916万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額3,800万円（9.5万×400口）で一口馬主が募集された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月20日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたファンタジア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、アサヒに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

3歳（2022年）

1月15日、中2週で迎えた4戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオヤノナナヒカリに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月13日、中7週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジョイスを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

5月7日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦2勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

8月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦2勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

12月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4歳（2023年）

2月12日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢一樹騎手（5戦2勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4月22日、中9週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヴァーンフリートをクビ差振り切って雨下の大混戦を制した。

6月11日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上3勝クラスの夏至ステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

10月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAアプリリリース記念（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

11月4日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月17日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの御影ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの招福ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。