バクシンダンディー（1995年生、母オクノリーフ）

経歴

デビュー前

3歳（1998年）

4月29日、デビュー戦は熊野勲男騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は487kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトゥインクルクインをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月8日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

8月7日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトキオーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月11日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4歳（1999年）

5月9日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2四五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオオザチヨノオーに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

6月6日、中3週で迎えた8戦目は、風待月特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトモノシンセイを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮浦正行騎手（8戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮浦正行騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5歳（2000年）

4月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、獅子座特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のテーケーチャンプに3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

6月6日、中7週で迎えた14戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月12日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、イセイチインターに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、みずがめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた17戦目は、葛飾区特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスーパーテーストに1馬身の差をつけて6勝目を手にした。

9月12日、中3週で迎えた18戦目は、セプテンバー賞（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（6戦3勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた19戦目は、カペラ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。