ジュディミラー（1992年生、母ミスシャーリー）

ジュディミラー（1992年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時5歳）と交配したミスシャーリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

10月8日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェントルウーマンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

4月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

12月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

4歳（1996年）

1月7日、中4週で迎えた6戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のデーエスハートに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

2月18日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。