ダイナジョウ（2000年生、母ホットプレイ）

ダイナジョウ（2000年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母名の一部＋嬢」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時14歳）と交配したホットプレイが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月8日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は420kg。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

3月23日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月1日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

10月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた9戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C8-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2004年）

1月29日、中7週で迎えた11戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウィールハーバーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3月23日、中3週で迎えた14戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮西晃宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮西晃宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカルトブランシュを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

7月1日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮西晃宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノヴォルケーノを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

7月28日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮西晃宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮西晃宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で宮西晃宏騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮西晃宏騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で宮西晃宏騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月2日、中8週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた25戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

5歳（2005年）

1月18日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山寿文騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。