カリヤムサシ（2001年生、母スイートジヤネツト）

カリヤムサシ（2001年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名（刈谷）＋武蔵」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時22歳）と交配したスイートジヤネツトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C24。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクツ牧場から「2002年度北海道8月市場サラブレッド1歳、2002年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、ハクツ牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、西村博によって472.5万円で落札された。

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月30日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた3戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた5戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。鞍上は畑端省吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

8月14日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

11月17日、中9週で迎えた17戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C26（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキサキゴールドから9馬身差の2着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサイボーグガイをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

4歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた22戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月9日、連闘で迎えた24戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた26戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンワルツに2馬身の差をつけて制した。

4月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、中0週で迎えた30戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた32戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた33戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた35戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。