キサキゴールド（2001年生、母バイオレットパール）

キサキゴールド（2001年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時8歳）と交配したバイオレットパールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方30戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C7。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月30日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

7月17日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

11月17日、中6週で迎えた8戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカリヤムサシに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中0週で迎えた10戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマスクリンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオサヒロカミカゼに8馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（2005年）

1月1日、連闘で迎えた12戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーラピッドに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月11日、中0週で迎えた13戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガームサシゴンに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオーラキングソーサに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（7戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた16戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた17戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月27日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた20戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた21戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダートワイから3/4馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2006年）

4月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から34kg戻して迎えた25戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、門別ファンクラブ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた26戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、上湧別町チューリップフェア20周年特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた27戦目は、上富良野町美味かみふらのポーク特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、更別村柏特別（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた29戦目は、琴似特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた30戦目は、飲もう牛乳!頑張れ道営競馬特別（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた31戦目は、アルファ特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹木美典騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた32戦目は、ハダル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた33戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般D1-4（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般D1-4（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月18日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、道の駅230ルスツ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般D2-3（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。