ワンダーラピッド（2000年生、母ワンダーヘリテージ）

ワンダーラピッド（2000年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋すばやい」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時11歳）と交配したワンダーヘリテージが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方38戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が振るわず17着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では見所を作れず18着に終わった。

3歳（2003年）

2月8日、中8週で迎えた4戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた5戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月25日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

4月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた11戦目は、3歳戦のモエレ沼公園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月13日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（6戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた14戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンハッピーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

9月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリザグロスに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

10月28日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカラーズメモリーから4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックテーストをハナ差制して勝利をモノにする

4歳（2004年）

1月1日、中2週で迎えた19戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた20戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた21戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた22戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林卓磨騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた24戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーコジーンをクビ差制して4勝目を獲得した。

5月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた28戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のナントウソニックに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

7月14日、中3週で迎えた29戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた30戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた31戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた32戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた35戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた36戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2005年）

1月1日、中1週で迎えた38戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキサキゴールドから半馬身差の2着となった。

1月11日、中0週で迎えた39戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた40戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた41戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた42戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で後藤孝鎮騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた44戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた45戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた46戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた47戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。