シンボリザグロス（2000年生、母グリーンフラッシュⅡ）

シンボリザグロス（2000年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ザグロス山脈」。毛色は鹿毛。種牡馬のアイルトンシンボリ（当時11歳）と交配したグリーンフラッシュⅡが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

7月21日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月28日、中7週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

3歳（2003年）

6月10日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドオーヒに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレジュスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドキドキハートに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月2日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスカーレットクインをクビ差制して勝利を手に入れた。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーラピッドから1馬身半差の2着となった。

10月29日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた15戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（10戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。