マロンハッピー（1999年生、母サンシャインレディ）

マロンハッピー（1999年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時7歳）と交配したサンシャインレディが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方18戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

1月6日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は392kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

4月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた7戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月18日、中7週で迎えた8戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4歳（2003年）

3月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた12戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフロムザハートからクビ差の2着となった。

4月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた17戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンワンダオーから6馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンフォニアに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネセンペイから3馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーラピッドからクビ差の2着に甘んじた。

9月24日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーウイナーから1馬身差の2着となった。

10月29日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉村一樹騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。