フジノテンユウ（2000年生、母キタノサーペン）

フジノテンユウ（2000年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「富士の冠名（天佑）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルハーブ（当時9歳）と交配したキタノサーペンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）谷口育成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C11。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月24日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

8月23日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

10月27日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトニーゴールドに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシーストリームから1馬身半差の2着となった。

4歳（2004年）

1月2日、連闘で迎えた11戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた13戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。