ヴィブエアー（2019年生、母セクシーシューズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、PRIDEROCKから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、楠昌史によって1,177万円で落札された。

2歳（2021年）

9月17日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、マッドヴィーナスに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のヤマトシジミ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（2022年）

3月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦のハリケーン特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4月4日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のレーゲンボーゲン特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月7日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のフレッチャ特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスルーマーにクビ差届かず2着となった。

12月13日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の雉鳩特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヘレンキムゼーを豪脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2023年）

1月2日、中2週で迎えた7戦目は、福笑い賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ギルトレターズにハナ差交わされて2着となった。

1月30日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモキルカスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月3日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、フォアグラ賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のエバーグローに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月29日、中3週で迎えた10戦目は、七夜月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、日本刀賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた12戦目は、火縄銃賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（10戦3勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず3着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた13戦目は、旗印賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュラメントに6馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

11月7日、中3週で迎えた14戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（12戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（13戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、川崎競輪の絶対エース!郡司浩平記念（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（14戦4勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた17戦目は、かずのこ賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（15戦4勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた18戦目は、絵心甚八による究極のエゴイスト杯（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（16戦4勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ウインアルバローズに交わされて1馬身差の2着となった。

3月14日、中5週で迎えた19戦目は、メッシーナ賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（17戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた20戦目は、プロキオン賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブレバにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた21戦目は、芝桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（18戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったサイレントウルフにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた22戦目は、フォーマルハウト賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（19戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。