エバーグロー（2019年生、母トウシンハンター）
Ever Glow
2019.03.11
エバーグロー（2019年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「常に+輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したトウシンハンターが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2023年の一般C2二三。
経歴
デビュー前
当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって2,592万円で落札された。
矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
12月5日、デビュー戦は古川奈穂騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
12月19日、中1週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
12月26日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。
3歳（2022年）
4月27日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春和特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。
5月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。
5月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。
7月10日、中6週で迎えた7戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。
デビュー前
当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって2,592万円で落札された。
高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。
12月16日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、フロイデ賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。
4歳（2023年）
2月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、五百万石使用!純米酒 なまず御前賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
3月3日、中1週で迎えた9戦目は、アトロポス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。
3月17日、中1週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、馬い!熊本阿蘇ニンニク発売記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったビービーファブルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
4月5日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月2日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエイジシューターをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
5月15日、中1週で迎えた13戦目は、霞草賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。
6月12日、中3週で迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、紫陽花賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
7月3日、中2週で迎えた15戦目は、フォアグラ賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったヴィブエアーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
7月26日、中2週で迎えた16戦目は、三浦国際市民マラソン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
10月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から25kg減らして迎えた17戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったディアデマに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
11月11日、中1週で迎えた19戦目は、オーにゃんHBD特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
11月26日、中1週で迎えた20戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた21戦目は、たま生誕20周年特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
12月29日、中2週で迎えた22戦目は、エル早寿記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
5歳（2024年）
1月8日、中0週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
1月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。
1月28日、中1週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月4日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
2月11日、連闘で迎えた27戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月20日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた29戦目は、ハマアザミ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。
3月10日、連闘で迎えた30戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
3月24日、中1週で迎えた31戦目は、土佐暁記念特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
4月10日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた32戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、SAKURAダッシュ（園田ダート820m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた33戦目は、卯月特別（園田ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。