アロマラベンダー（2010年生、母アロマジュエリー）

アロマラベンダー（2010年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のフサイチリシャール（当時7歳）と交配したアロマジュエリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中静一。戦績は、地方34戦4勝2着4回。2012年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

7月26日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアイビスティに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るプレミールキャットを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフクジュソウを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（7戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアメリカンサンダーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月13日、中5週で迎えた9戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンシアーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2013年）

5月16日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月25日、中9週で迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、ほうせんか賞（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた13戦目は、デイリーハーバーランド特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた14戦目は、波賀不動滝公園楓香荘特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったウェットサンプに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた16戦目は、「近江しゃも」特別（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた17戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したエクサイティングを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（2014年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた20戦目は、ばーべな賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（11戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（15戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で北野真弘騎手（16戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で北野真弘騎手（17戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた28戦目は、はまゆう賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で北野真弘騎手（18戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエーブゴールドマンをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で北野真弘騎手（19戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた30戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月30日、中2週で迎えた31戦目は、ろべりあ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

11月20日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2015年）

1月22日、中8週で迎えた33戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月10日、中2週で迎えた34戦目は、上郡赤松円心特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。