イイヒニナル（2020年生、母フェルクレール）

経歴

デビュー前

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2022年）

8月15日、デビュー戦は関本玲花騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は383kg。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノインパルスに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

デビュー前

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

9月20日、デビュー戦は関本玲花騎手を鞍上に据えて、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月2日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエルメルクリオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月3日、中4週で迎えた3戦目は、2歳M1のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（2戦2勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3歳（2023年）

2月19日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

4月8日、中6週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月21日、中5週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた7戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて15着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、ポルタフォルトゥナに半馬身交わされて2着となった。

8月6日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

8月27日、中2週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの勝馬投票100周年記念（札幌芝1200m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のマルプリに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鷲頭虎太騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

4歳（2024年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの唐戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

3月30日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの仲春特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

7月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた14戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの潮騒特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのHBC賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2024ワールドオールスタージョッキーズ第1戦（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2024年8月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。