エルメルクリオ（2020年生、母スウィートマフィン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、三村卓也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、三村卓也から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、福地トレーニングファームによって55万円で落札された。

2歳（2022年）

7月3日、デビュー戦は岩本怜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は429kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のペルトランをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フユノソラに交わされて8馬身差の2着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた4戦目は、2歳M3のビギナーズカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、イイヒニナルに交わされて2馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のリュウノインパルスを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩本怜騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、リッキーナイトに交わされて6馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月3日、中4週で迎えた11戦目は、3歳M2の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

4月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳M1のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着を確保した。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（15戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

9月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた22戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のプリズムレインに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月5日、中1週で迎えた26戦目は、C1五組（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るストラダーレを豪快な末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

デビュー前

三野宮通厩舎（岩手）へ入厩。

12月30日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

4歳（2024年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（16戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、リキノキセキに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（17戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。