サニーシェルブール（2017年生、母アブソリュートレディ）

Sunny Cherbourg

2017.04.11

サニーシェルブール（2017年4月11日）は、フランスで生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「日当たりの良い＋フランス北西部の地名。雨傘はいらない」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のLe Havre（当時11歳）と交配したアブソリュートレディが12歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の一般C23。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月29日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

7月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始16番手を追走。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。

9月18日、中7週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー48（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー56（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月12日、中0週で迎えた5戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったアップビリオンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた7戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったヒルノパルマに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマジックガールに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月29日、中3週で迎えた9戦目は、仕事納め特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月8日、中0週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチャーミングポポを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた11戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。